私たちは中古車の買取り、輸出を通してエコな循環経済の確立に貢献することを目指します。
車メーカーやディーラーは車の新車買い替えを必要以上に勧めてきます。日本は世界でも際立って車の買い替えサイクルが短い国です。最近は不景気もあり買い替えサイクルが伸びてきてはいますが、まだまだ他国よりも短いのが現状です。日本政府は、車の買い替えは住宅建設と並ぶ内需の景気牽引役の双璧と考え、エコカー減税をはじめ車買い替えを推進する政策を景気対策に盛り込みます。
しかし、環境対策についてはエコカー減税を利用して車をスクラップにするよりも排気をクリーンにする装置を取り付けたり、故障している車を修理して長く乗る方が環境にいいのは明白です。また景気対策については、車の買い替え需要を先食いするような政策より日本企業のグローバル化を推進し、アジアをはじめとする途上国で活躍できるようにすることや、途上国がより経済発展できるように手助けをする方が長期的な日本の景気回復につながると考えます。
日本ではもう乗らないような過走行、低年式の車、さびや塗装のはげで見た目が美しくない車、そんな車でも途上国では欲しいと思う人がたくさんいます。それらの車があれば個人運送業を開業したり、既存事業や生活の助けになるのです。私たちは2005年からそのような途上国(主にアジア、アフリカ地域)に実際に赴き多くの中古車販売の提携パートナーを築き上げてきました。それらの国々では、移動手段が徒歩や自転車だったのが、急速にバイクや車が普及し、現在は飛躍的に経済発展しています。これらの途上国が現在の世界経済を牽引していると言っても過言ではありません。これらの途上国に安く高品質な中古車を提供することは微力ながら世界経済に貢献していると自負しております。
私は2010年6月よりベトナムに移住し中古車ビジネスとアジア向け新規IT事業の立ち上げを行っております。日本に中古車買取り業者は多くありますが、業界大手を含めても弊社ほど途上国にコミットしネットワークを築いている会社はほとんどないと思います。弊社は徹底的に中間マージンを排除した結果お客様から直接買い取り直接輸出するというビジネスモデルに行き着きました。しかし、これは他の中古車買取り業者がまねをしようとしても、途上国に強固なネットワークを築くのが困難なためにそれがハードルになります。
私たちは、これからも日本のお客様から中古車を買取らせていただき、途上国に輸出することでエコな循環経済の確立に貢献できるように事業に専念いたします。
代表取締役 藤本一成
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